ラベル(*^_^*)/

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音楽と映像

2012年9月22日土曜日

捨てネコの踊り(*^_^*)/

2012-09-22(土曜日) 
身長:166cm 体重:56.55kg(誘導目標52kg) 体脂肪率15.1%
月間走行距離:417.02km(誘導目標500km以上) 月間消費カロリー:7356キロカロリー 

遠い昔、フランスのブルゴーニュ地方に、エスターリッチ家と呼ばれる名門貴族がありました。

いつの頃からその屋敷に、捨てネコがたびたび現れるようになり、一人娘のエリザヴェートがたいそうその仔猫を気に入って、エサをやったりミルクを与えたりして可愛がるようになりました。

捨てネコはやがてリリミアと名付けられ、毎日屋敷にやってきては、エサ踊りを踊るようになったのです。
「リリミア姫のエサ踊り~ ヘ(^_^ヘ)(ノ^_^)ノ」
にぅ~にぅ~と可愛い声で鳴き、エサ踊りを踊ると、エリザヴェートはきゃっきゃと喜び、エサをたっぷり与えました。

幸せな仔猫、リリミアの生活は長くは続きませんでした。
悪い疫病が流行り、不作が続いた晩秋あたりから、この原因は魔女の呪いのせいに違いないと、噂が立ちこめていったのです。
そうして、黒猫のリリミアは魔女の使いではないかと、気味悪がられるようになっていました。

貴族の一人娘、サーラ エリザヴェートは、近頃、池に落ちたり、気になる彼氏に冷たくされてイライライラ・・・・。
おまけにその日は、お腹が痛く、吐き気を催していたのです。
そんなとき、いつものように仔猫のリリミアがやってきて、エサ踊りをはじめました。
「リリミア姫のエサ踊り~ヽ(^。^)」
ご機嫌斜めなエリザヴェートはつい、仔猫を冷たく突き放してしまったのです。
「んもぅ!黒猫を手懐けて、わたしは魔女の言いがかりを付けられているのよっっ( -o-)/☆ビシ! ~(#ToT)アウ!
いいかげんにしてちょうだい!!」
ピシャっと扉が閉められました。
「ぷぎぃぃいぃ~~><;」
仔猫のリリミアが何度もエサ踊りを踊り、にぅ~にぅ~と鳴き声をだしても、閉じられた扉が開くことはなかったのです。

仔猫は、これ以上、貴族のお屋敷に出入りしたらとっても迷惑がかかると思い、荷物をまとめて別の街へと旅立ちました。
まずい雑草や、うち捨てられたゴミから食べられそうなものをモグモグと食いつなぎ、荒川を彷徨って、時には新鮮な魚を漁師さんから貰ってなんとか暮らしました。

そうこうして1年ほど過ぎた頃、大寒波がやってきて、雑草すら滅多に見つからない大雪が続いたのです。
リリミアネコはすっかりとやせ細り、命の炎が静かに消えていこうとしていました。
「もうお世話になった貴族屋敷のエリザヴェートちゃんに迷惑はかけられない・・・・」
そう思いながらも、懐かしの街、ブルゴーニュへとその脚は向かっていたのです。

幻想的な雪景色の中、お屋敷はいつものように暖かそうな窓明かりが灯っていました。
「にぅ~にぅ~」やせ細った仔猫は、いつものエリザヴェートの部屋に向かって鳴いてみたのです。
ほどなくして、カチャリと鍵の開く音がすると、懐かしい香りの少女が窓から顔を出しました。
「リリミア姫のエサ踊り~ ヘ(^_^ヘ)(ノ^_^)ノ」 やせ衰え、震えながら、いつもの踊りを精一杯披露しました。
少女は言いました。
「ダメよ。いつもの扉はもう開かないの。」
少し寂しげな表情、そして涙混じりの声で、そう告げると、静かに扉の下を指さしました。
そこには、可愛い仔猫のマークが付いた、ネコ用の小さな扉が取り付けられていたのです。

「ぶにに!!」
リリミアは急いでその扉をくぐると、鈴が取り付けてあるらしく、可愛らしい音がチリリンと1つ鳴りました。

その音を聞きつけて、奧から貴族の主人、ラスコールニコフが出てきました。
「お、黒猫様のおかえりだ。おーい、エリザヴェート、あのネコが帰ってきたぞ~!」

パタパタと駆け足の音と共に、エリザヴェートがリリネコを抱きしめて振り回し、すっかり痩せたわねとなで回しつつ、あたたかいラーメンを作ってくれたのです。

「うふふ。ラーメンが好きな猫なんて珍しいわねぇ。」
小悪魔的な瞳を投げかけつつ、リリネコがラーメンを一気に食べてしまうのを楽しそうに見ていました。
「もんぐ もんぐ(*^_^*)/」
リリネコはネギラーメンがすっかり気に入ったようです。
貴族の主人が今度は、サンドイッチをメイドに作らせて持ってきました。
「そうら、腹が減っているんだろう。これをくいたまえよ、仔猫くん。」

「うんま うんま(*^_^*)/」
やせ衰えた仔猫の毛並みはみるみる艶が出て、昔通りのしなやかなカラダに戻っていったのです。
「あらあら、すっかり元気になってしまって、魔法のようね。」

エリザヴェートの笑顔に答えるように、リリネコが話し出しました。
「にししw とってもおいしいにぅ^^ お礼に1つ願いを叶えましょう(*^_^*)/」
そう言うと、リリネコは、静かに魔女の姿へと変わっていったのです。
これには、貴族の主人も腰を抜かしたのなんの。

「これは驚いた!こんな仔猫が魔女の使いどころか、魔女そのものだなんて、これは愉快だ!もっとエサをもてぃ!」
喜んだ主人は、エサを大量に持ってきました。
「そうだなぁ、このネコを可愛がっていたのはエリザヴェートだし、どうれ、1つ願い事を言ってみなさい。」

エリザヴェートは少し考えるとこう言いました。
「五穀豊穣と、悪い疫病をやっつけて欲しいの。」

魔女は宙のシャンデリアを少し見上げ、不気味な笑みと共にその願いを叶えました。
「願い事が2つのような気がするけど、いいわ^^ そして、これはリリ姫からのプレゼントよ^^」
そういうと、魔女はいつもの仔猫に戻ったのです。

翌日、ミルクの雨が降り、雪は溶け、豊潤な農作物と共に春が訪れ、手の施しようが無いと言われていた病人たちが、祭りの宴で踊り狂ったのです(*^_^*)/

こうして、捨て猫だったリリミアは、お屋敷のネコとなって、みんなと健康に末永くくらしました(*^_^*)/
リリミア姫のもう一つのプレゼント、それは夜空にばらまいた宝石たち、色とりどりの星々は、このとき初めて宇宙に誕生したのよ(・。-☆ うふ♪(^^)チュッ

64.91km走って、
経過時間は04時間18分、航行時間は02時間52分、停車時間は01時間26分よ(*^_^*)/
心拍は138と常用低め。
ケイデンスは89といいわね^^
速度は22.6km/hと、ちょっと裏道をゆったり流したりして遅めになったようね。
1133キロカロリー燃えてすっかり痩せたのね^^

4 件のコメント:

  1. 長文お疲れ様です
    よっぽど美味しいラーメンだったんですね^^

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  2. あら、オチャコたんは久しぶりに見たわね(*^_^*)/
    ラーメンがおいしすぎて、すっかり小説を書いてしまったわヽ(^。^)丿
    オチャコたんの家にも、リリネコ用の小さな扉を付けておくのよ^^
    きっと、幸せがたんと舞い込んでくるはずね(・。-☆ うふ♪(^^)チュッ

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  3. あら~・・・最近全然連絡とれないわねぇ~!!
    どうしてるのかしら?
    気になるわぁ~♪

    心当たりがあるのなら連絡くださいね☆

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  4. ひっぃ~!お姉さま~><;
    元気で頑張っている様子ね^^
    今夜たっぷり、メッセージを流し込んでおくわ~!!
    溢れるほど大量にねっっ、にししw
    イッツ ミラクルワールドよ(*^_^*)/

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